「僕は君たちに武器を配りたい」のこれだけを押さえたい

12月から、かなり「自由」になってきました。

せっかく時間があるので、何かためになるブログを書きたいもんだなあ。

だから、時間がない皆さんに変わって、本の要点を伝えるブログみたいのをやってみたいものだなあ。憧れるなあ。

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

ずっと読んでみたかった本をさらっと読みました。

ただ、僕はただのサラリーマンだったということしかバックボーンがないので、新たな価値を生み出せません。

武器なんて配れません。丸腰です。

できることとすれば、何となく本の内容を噛み砕くことはできます。

僕が噛み砕いた汚いのを、皆さんに配れるように。

ポイントを超しぼって紹介してみます。


投資家のエンジェルが書いた本


著者の瀧本さんはマッキンゼーを経て、エンジェル投資家として活動をしつつ京都大学で「起業論」を教えている人物とのこと。

なんかよくわかりませんが、すごいインパクト。

エンジェル投資家って、すごくかわいらしさと鋭さが同居してますね!


ネットで瀧本さんのインタビュー画像を見つけました。

『僕は君たちに武器を配りたい』の瀧本哲史さんに聞く(前編)


ああ、画像をみてエンジェルなのもなんとなく納得。*1


「ホンマでっかTV」に出れそうなくらいキャラが立っている雰囲気が、1枚の画像でビシビシ伝わってくる!


インタビューの中で、「僕は君たちに武器をおくりたい」と「武器としての決断思考」の2冊を発刊したという話が出て。

瀧本 タイトル長いですから、『僕武器』『武器決』でいいですよ


とのこと。


何でしょう、よくわからないですが「最終兵器彼女」みたいですね!

セカイ系」の匂いがしますね!

だけど、内容に「ボクとキミとセカイの終わり」みたいな要素は一切出てきません。



こーいう本読むと大抵、ネガティブな時代だって話ばっかなのな!


時代はこうやって変わってきている→だから今後、このように生きていこう!という流れです。

新書の本のほとんどは、こういった流れで構成されていると思います。



今後戦うための「武器」は何が有効なのか?

それを若者に教えてくれるというのが、この本の主旨です。

・就職が難しい時代だよね。
あの優秀な京都大学の大学生でさえ、卒業後ワーキングプアになっている!


これは困っちゃいます。
大前提として我々が生きている日本はそんな時代なんですね。

・不安解消マーケティングって役に立った?

学歴だけじゃ差別化が難しい時代。

だから、ITスキル、英語、会計、資格全般。電車の広告で良く見かける。

社会が不安定化したときは、必ず人々の不安をわかりやすく解消する方法が受け入れられる。

これは仕掛人が吹聴した不安解消マーケティングなのだ!


なんかステキな言葉ですね。「不安解消マーケティング」って。

最近はネットではメルマガ配信をして最終的にセミナービジネスへもっていったり、情報教材を買わせたりという、

うさんくさいサイトをたくさんみます。


人生転落から這い上がるまでの5年間で得た気付き


このようなめんどくさいやり方しなくても、昔は人が簡単に釣れてモノが売れたんでしょう。

だけど今は「不安を解消できる要素が、この商品やサービスにはある!」

とうまく刷り込まないといけない、ということなんでしょう。

だからこういうサイトは、縦スクロールを何度もしないと読み終わらないくらい長文なのかもしれません。

そして、それは(内容の善し悪しはどうあれ)理にかなっている作りなのですね。。。

・商品が個性を失っちゃってる!

牛丼なんて、そのいち例。どこでも、似たような価格で似たようなモノが食べられる。

市場に出回った商品が個性を失って、消費者がどのメーカーを購入しても同じ状態。

それを「コモディティ化」すると言う。


なんでもそうですね。

似たような商品や店舗はたくさんあります。

差別化ができないと、価格で勝負するしかなくなっていってしうまうと。

でも牛丼は最近これ食べて驚愕だったので、是非。

『東京チカラめし』の「焼き牛丼」が究極のウマさ! 数年後には確実に吉野家の脅威になる
*2


だから!スペシャリティになろうぜ!

・個人がコモディティ化をしている。

だからスペシャリティになろう。

他の人には変えられない、唯一の人物になろう。


結論がこういう話に着地する本は、非常に多いです。

僕がそういう本をより好んでいた時期があった、というのもあるかもしれませんが。


これとか

20代で人生の年収は9割決まる

20代で人生の年収は9割決まる


これもそう

明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?

明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?


とにかく、個性的な人材にならないと!

と会社に依存して生きている人たちを煽ってきますよ。


じゃあ、会社に依存しない人材を目指そうぜ!!と思ったら、こんな本も本屋で見かけました!

社畜のススメ (新潮新書)

社畜のススメ (新潮新書)

どっちなんだと。

僕たちはどうすれば良いのかと。


キミがこれから得る武器は、今後役に立つのか??

①商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
②自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
③商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
④まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
⑤自分が起業家となり、みんなをマネージ(管理)してリーダーとして行動する人(リーダー)
⑥投資家として市場に参加している人(インベスター=投資家)

で、この本の主旨。どんな武器をもてばいいの??という話です。

この6種類に我々は分類するらしいでです。

僕は元営業マンだったんで①ですね。

世の中の多くの人が、①か②に属していると思います。


そして、今後は①のトレーダーと②のエキスパートは淘汰されていくという持論が展開されます。


ここが、この本のキモとなります。


で、僕は大事なキモを噛み砕けませんました。


こちらのブログでご自身のお仕事を例に、素晴らしくまとめていらっしゃるので、参照ください。

20代の広告マンはこれからどう歩むべきか(『僕は君たちに武器を配りたい』を読んで)


この本を読んでわかったこと

さあ、大事なところを読み飛ばしてしまいましたが、いいでしょう。

この本で押さえとくべきところ。

商品やヒトが均一化している。個性が無いとダメ!


もう、著者の雰囲気を見てわかります。

個性だらけじゃないですか。

響の長友さんと並べてみた



誰もが同じ雰囲気では差別化ができないですよね。

お笑い芸人に負けないくらいのインパクトを残すことの重要性を。

エンジェルである著者がそれを体現してくれています。


これは見た目だけの問題でした。どうもすみませんでした。



さて、この本を1通り読んでみると、細かいところはどうあれ、大きな流れを感じると思います。


これまでの枠組みの中で努力するのではなく、まず最初に資本主義の仕組みをよく理解して

どんな要素がコモディティとスペシャリティを分けるのか、それを熟知すること。


とにかく、これにつきます。


読み終わっても著者は結局、武器を持たせてくれませんでした。

ただ、僕たちが武器をもって戦う戦場が、どういう状態なのか??

分析することの重要性を、この本では教えてくれます。



僕だったら、歌手を目指す元サラリーマンです。

だったら、まずは現状を理解しなくてはならないのです。

どんなアーティストが売れていて、消費者はどういう風に音楽を消費していて、制作サイドにはどういう課題があって、2012年からどういう時代になっていくのか、、、

「戦場」について、知らなくてはどんな武器で勝負しようなんてわからないのです。*3


だから、僕はこれからの「大仏ちゃんが本当に歌手になれるのか?」ということについて、考えてみようと思いました。



2012年。

皆さんは、どんな武器で勝負しますか??


武器としての決断思考 (星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)


具体的な武器としての「ディベート能力」について、こちらの本で教えてくれるそうです。2冊セットで完結するのかも知れませんねえ

*1:ちゃんとエンジェルな投資家っていう人たちがいるそうです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%AE%B6

*2:この記事も情報戦略かもしれませんが。僕は甘ったるいタレが好きでした。

*3:だけど、考えれば考えるほどキツいチャレンジだな、おい。