マイナビ2013の広告に何とも思わなかった大学生に捧ぐ


朝、起きたら。12月。寒い。

はてブにて、「マイナビの広告がどうたらこうたら」という記事があがっていた。


マイナビ2013の広告が気持ち悪すぎる
http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-96.html#tb


マイナビ2013の広告がすばらしすぎる件
http://onomiyuki.com/?p=360


みんなが同じポーズをとって、写真に写っている。

確かに記事に書いてあるとおり見てみると、いろいろと気持ち悪いなあ。

そんなことをぼんやりと思っていた。



個性とはなんだろう?

僕は2007年に就活をしている。

リクルートスーツを着た中の1人であったはずだ。

だけども、今はスーツを脱いでしまって無職だ。



2011年12月1日。師走のこの忙しい時期に。

みんなが仕事をしている朝から、僕は図書館で新聞をめくっていた。

周りは余生を楽しむじいさんたちだ。

僕は人生これからなのに。



新聞をめくってたら、偶然にもさっきの広告が出てきた。




あの日の就活中の僕が、こちらをじっと見ている気がする。

こう問いかけられた。

「お前、それでいいの?」


うーん。困った。


いや、そりゃあ良くない状態だよ。

2007年のキミは想像しなかった事態だよ。

想定の範囲外だよ。

黒田勇樹さんほど開き直れないよ。*1



いや、でも開き直って、同じポーズを検討することに。暇だし。


だけど、社会的にみたらそんな状態だけど。

図書館でじいさんに囲まれてる僕は、この広告のように無表情じゃない。

楽しいし不安だしワクワクするしヘコんだりもしている。



それは、きっと、無個性を求められる社会ってのを経験できたからなんだろうな。


だからこそ、今の自由な毎日は楽しくてしょうがないのだ。



暇だし自由だし画像の加工もしてみたいしで、軽く参加してみた。


今、ここに載っているのは就活生だろうと思うけど。

言われたことを言われた通りに、こなしている人達なんだと思う。

ルールを理解できる人、今風な言い方をすると、空気を読める人。

これは、大事な能力だ。

企業に勤める際に、最も基本的な能力だ。



だからルールに従って就活することは大事。

あんまりにも破天荒キャラだったら採用しづらいじゃない。

この中にいる大仏のやつをキミが人事担当者だったら採用するか?

完全にイタい目立ちたがりだろう。出オチだよ。




卒業アルバムに「TENGA」を持って写真撮るやつって、たくさんいるんだろうな昨今は。



この広告を見ても、何も思わないであろう就活中の僕を。

肯定してあげたい。責めることはできないと思った。

だって、無個性を目指していたんだから。

多くの大学生は何も仕事の適性なんて考えないで、会社を選ぶことになってしまっているのが現状だから。


それはもう、しょうがないぜ。

この広告を責めるのは自由だけど、大学生を責めるのはナンセンスだと思う。

教育や就職活動のあり方、仕組みについてもっと考えるべきなんだろう。



だから、大学生のみんなは、ルールを理解したフリして、存分に就活しよう。

無個性になろう。同じポーズをとろう。

社会の仕組みをしろう。

企業は無個性なやつが欲しいし、教育も無個性なやつを生み出している。

それが現状なのです。そういうゲームをクリアしなくてはならないのです。



きっと働いているうちに、その気持ち悪さに気づく。

そしたら、それを変えていこうじゃないか。

今は無個性でも表情がなくてもいいじゃないか。

ちょっと経験を積んだら、それぞれの表情になれば良いのさ。



大人だからこそ感情を表現しよう!



2013年の就活生に無職の男が捧ぐ。*2


同じ職探し中の身として、共に頑張りましょう!!

*1:勇気をもらえる記事http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111130-00000503-sspa-ent

*2:自分がピンチなのにも関わらず、若者に対して捧いでいることが非常に多い僕は何なんでしょう。過去記事:スーツという衣装を着て「社会人」というコントを演じる事になった人たちへhttp://d.hatena.ne.jp/yumesalary/20110403/p1