「モテキ」って何なの?すごいの?って人に向けて何がすごいのか今さら書いてみた

相当遅まきながら、映画「モテキ」について書くことにしよう!そうだね!

僕は「モテキ」が猛烈に好きになってしまいました。


テレビで夢中になって


マンガ喫茶行って読み切って


これは読むだけじゃいかん、買わないと、と思いマンガ買って


ドラマのDVDボックスが15,000円くらいで買うか買わないか迷って


ああそういや俺は歌手になるとかバカみたいな目標設定のチャレンジをするために仕事辞めるんだったわ、お金使えないや


とか我にかえって


先週くらい映画を観に行きました!←New!!



こんなに解りやすくハマってしまった作品、もう今後なかなか無いと思います。


なんでだろうなーとずっと思ってて、今回、個人的にその理由がわかりました。


何を今さら、もう散々語られてる、、、なのかもしれないけど。


一応、自分の備忘録として書いておきますよ!

もし、「モテキ」って聞いたことあるけど何なの?と思っている人がいたら、参考にしてもらえれば幸いです。



「モテキ」の何が新しいの?


いや、新しいんですよ、「モテキ」って。

もうタイトルからインパクトある。

よく話題になるでしょ??


ちょっと飲み会で「モテキ」の話になったことをシミュレーションしてみようぜ!

部長「何だね、あのモテキってのが、あれだな、話題になってるというじゃないか。」


OLちゃん「え〜??ぶちょお〜知ってるんですかあ??若ぁ〜い!」


新人鈴木「部長のモテ期っていつですか??」


部長「そうだな、あれはちょうどバブルの時、羽振りがよくてな。赤坂プリンスで毎年クリスマスは違う女と・・・まあ過去の話だがな!」


新人鈴木「うわぁー、すげー!部長すごいっすね。さすがですね。きっと時代っす!時代っすよ!俺にモテ期がこないのは!」


OLちゃん「鈴木くんはー、そういう自分で頑張ろうとしない所がダメなのよぉ〜、ねえ部長??」


部長「鈴木、こりゃ男を磨かんといかんな!GAHAHAHA!!!!」


新人鈴木「ちぇ〜〜。自分、まだまだっす!!あっ、部長、次もビールで大丈夫ですか??」

多分、新橋辺りの居酒屋でこんな話、絶対してるでしょ?

ね?部長とOLちゃん、これ完全にデキてるでしょ?

で、鈴木の野郎、そんなこと全然気づいてないでしょ?

鈴木のえりあしはきっと長めでしょ?


いかん、自分で設定考えてるのに、段々と腹が立ってきた。



上の事例のように、映画「モテキ」の話をしようとしても、タイトルから自分の「モテ期」を語りだしてしまうどうしようもない大人たちが多いために、映画のことを良く知らないあなたへ。

公開後一ヶ月が経とうという今さら、僕が簡単にご説明しようと思います!



モテキの新しいところ?愚問ですな!「愛ふぉん」ちゃんの存在だよ!


モテキを何となくイメージしている皆さんは、メディアを通じてこんな認識をしているのではないだろうか?


・豪華な女優陣からモテる(内容であろう)森山未來くん羨ましい

インパクトある「女神輿」?の映像

・とにかくキスシーン


まあ、だいたいあってますよ。そんな感じですよ。



でも、もっとモテキの「新しさ」を語ってみたいので、登場人物をまとめたイメージ図をお借りしてきた。

これを元に詳しく見ていこう。

勝手にタイトルと画像をつけるとこんな感じ。



「モテキが新しいのはiPhoneで解決する自己完結型物語だからだ!!」




どうですか。女優陣。やばいですね豪華ですね。

よくもまあ、こんなレベルの高い4人を並べて。

森山未来が羨ましい!なんて声が新橋の居酒屋じゃなくても聞こえてきますよ。




えっ?何ですか?


一番、右の登場人物?


ずいぶん、四角い顔の人なんですね?って?


いやだな、皆さん知らないんですか??

「愛ふぉん」ちゃんですよ!

ちょっと前に売れたモデルなんだけど、3GSですよ。

最近、新人の4Sも売り出し中らしいですけど。

滑らかな身体のボディラインが今も健在で、肌は透き通るような色白のホワイトなんですよ。


いや、何ですか皆さん??

この豪華女優陣とiPhoneを同列にするなんてどういうことだって?


いやいや、モテキは豪華な女優さんも重要なんですが、「愛ふぉん」ちゃんがかなり重要なんですよ。


僕から言わすと、「愛ふぉん」ちゃんは麻生久美子さんと仲里依紗さんの間で紹介されて良いくらい重要な役どころだと思うんですよ。


「愛ふぉん」ちゃんが凄いのは、主人公の気分にあった「音楽」を流せるということ。


それはどんなに綺麗でステキな4人の女優さんでも、できないことなんです。


その「音楽」が主人公の「物語」に変化を与えていくんです。



他の「物語」と比べると、実は孤立無援な主人公


森山未來さん演じる主人公、藤本幸世。


そもそも、この藤本幸世が「自己完結型人間」です。

1人で悩み、女の子の反応に一喜一憂し、勝手に暴走します。

ドラマからそうなんですが、実にまあ腹立たしい!


あまりに不器用で、すぐ弱音を吐いて、まるで若き日の自分を見ているようで・・・

それなのに綺麗な女性と、あんなにかわいい長澤まさみちゃんと、あんなことやそんなことまで・・・


こんな藤本幸世に憤りを感じない男性はいないでしょう。


そんなダメダメ主人公が

恋愛をしたことが無く、女性経験が少ない主人公が、今まで戦ってこなかった「恋愛」と立ち向かう・・・

それがモテキの基本的な「物語」です。


映画版では最強の天使であり堕天使でもある大ボス「長澤まさみ」に立ち向かう「物語」になってます。
*1


議論を呼んだ「手裏剣シーン」も必見だぜ!



さて、敵に向かって立ち向かう「物語」というのは、ドラマやアニメやバラエティ番組でもでもおなじみの流れ。


南極大陸」だったら木村拓哉さん

マルモのおきて」だったら阿部サダヲさん

「ドラゴンボール」だったら悟空

めちゃイケSPのオファーシリーズ」だったらナイナイ岡村さん*2


主人公が成長する「物語」は、誰もが楽しめるもの。

モテキもその「物語」を踏襲してます。


「物語」の中では必ず、主人公は何かしらの壁にぶつかります。

それを解決する事で、主人公は成長をします。


雪の中ソリを引っ張ってくれたり、突然犬が喋ってすごいアドバイスくれたり、カリン様が仙豆くれたり、
矢部さんが別室でモニタリングしながら見守ってくれたり・・・


主人公が自分の力だけでは「物語」を進められないピンチの時、外部からの助けが入る事があります。

他の登場人物の助けがあって、主人公は壁を乗り越えますよね。


「モテキ」はこの部分が圧倒的に違います。

ただただただ、ひたすら振り回され続ける主人公。

基本的に助けてくれる人がいない、かつてない厳しい「物語」なのです。


恋愛の相談をしようとしても、先輩役のリリーフフランキーさんにバカにされる。

ドラマの時には、親友だと思っていた友人に好きな子を奪われたりする。


辛い。本当に辛いですよ。

過剰な自意識を掘り返される姿は、見てられません。


さて、そんな孤立無援の主人公を誰が救ってくれるのか。


そこで、登場するのが「愛ふぉん」ちゃんなのです。




とにかく音楽ありき

モテキ的音楽のススメ 映画盤

モテキ的音楽のススメ 映画盤


ピンチに陥った主人公は1人でiPhone(もうめんどくさいので愛ふぉんちゃんとかここであきらめますごめんなさい)
で元気の出る曲を聴いて、自分を奮い立たせたり、より悲しい曲を聴いてどうしようもない気持ちになったりします。


カラオケやライブのシーンも多いのですが、主人公に変化がある時、必ず「音楽」が流れます。


恋が動き出して、勢いをつけていくシーンではPerfumeさんの「Baby cruising Love」とダンス

情けないシーンでは大江千里さんの「格好悪いふられ方」とカラオケのような演出


この辺りの見せ方は、本当にすごい!!

鳥肌立ちます。

見る人を楽しい気分にさせる、エンターテイメントです。

素晴らしいので必見。



「非現実的なエンターテイメント」と「現実的な物語」の共存


先ほど書いた、音楽やダンスや演出での「非現実的なエンターテイメント」がもちろん見所なのですが。

モテキの「物語」って、すごく現実的なんですよね。

ここのギャップがすごいです。


現実世界で考えてみると、当然なんですけど。


恋愛とか仕事で嫌なことあったりしても、ピッコロもベジータもいないし(いてもきっと友達になれないし)、体調崩した僕の代役を探すオーディションなんて誰もやってくれないんですよ。


結局、僕らの人生も自分1人で何か動き出して解決するしか無い。

動き出すきっかけは、主人公と同じで、1人でイヤホンつけて音楽を聞いて自らを奮い立たせる。

非現実的なエンターテイメントを見せてくれるのに、問題解決方法についてはとてつもなくリアルなんですよね。


この「現実的な物語」に自分を重ねることができるし、「非現実的なエンターテイメント」の部分は、まるで全て主人公の夢だったのではないかと思ってしまう、変な共存があります。


iPhoneで解決する自己完結型物語」とタイトルをつけましたが。


別にiPhone限定ではなく、カラオケやライブで流れてくる「音楽」に勇気をもらい、敵に挑みます。

映画やドラマの見せ方としては「音楽」に絞ってるわけですけど。

当然そのほかにも「音楽や本や映画」いわゆる「エンターテイメント」についてのキーワードもちょこちょこ出てきて。

そういったものが主人公にそっと力を与えてくれているだろうな、と想像できるのです。


そのおかげで人生が変わったなんて恩着せがましさもありません。



その潔さが個人的に、本当に好きな部分で、以下は自分の感想なんですが。


「エンターテイメント」ってうのは、そっと人を後押ししていく存在なのだなと。

それ以上でも、それ以下でも無いんだけど。

こんな不安定な2011年の日本に、必須なのかはよくわからないけど。


やっぱりとても重要な存在だと再確認しました。


あと、このブログを書いている大仏ちゃんは、そっと人の人生を後押しできる世界に憧れているのを、再確認したのでした。


だからグダグダ言ってないでお前のエンターテイメントをさっさと頑張れよ大仏ちゃんよ。


最期まで読んでくださった方へ


何だか個人的なことを書いてしまいすみません。

別に「物語」としてどうだとか、気にしないでも十分楽しめます。


最期まで読んでくださったあなたへ、一番おすすめ、皆さんが楽しめるおすすめのポイント。

これ教えちゃいます。

元も子もないんじゃないかなんて言わないでください。



はい!この映画の最大の見所はキスシーンです!



これが凄いんです。

極めて長回しのキス。

これ、ドラマの時から本当に重要で。

どうやったらこんなにエロく撮れるんでしょうか。

カメラがわざと動いたり。アングルも。部屋の暗さも。音も。


キスがリアル感満載。

いや、お前キス語れるほどしたことあんのかよ?って言われたら

ぐうの音も出ませんが。ぐうの音ってどんな音だよ。

長澤まさみさんも麻生久美子さんも、まあ、エロいです。


それだけでも、見る価値ありです。

みんなキスとか好きですもんね。


男性は終始ニヤニヤしちゃうこと請け合い。


だから部長もOLちゃんも新人くんも、是非観に行ってください。

きっと地上派ではしばらくやらないんで、DVDでも良いので観てください。

とっても、ハッピーになれる映画なのは、間違いありませんので。



男って結局、刺激的な存在に夢中になっちゃうのね。。。

*1:この映画で長澤まさみさんが天使だった件についてはこちらのブログ素晴らしい解説があるので参照ください            インターネットもぐもぐ
〜結局長澤まさみが世界の中心だとしたら、わたしたちの生きる術は…! (映画「モテキ」を見てきた)〜
http://d.hatena.ne.jp/haruna26/20111013/1318478534

*2:一応、過去記事。
[http://d.hatena.ne.jp/yumesalary/20110123/p1:title=それでも僕らは岡村隆史を応援してしまう]