「自己プロデュース力」でわかったこと。「自分を知ることって、大事やん」



「自己プロデュース力」
購入理由:面白いと聞いたから


さて、一冊目は島田紳助さんの本。

これは本当に面白いです。

芸人を目指す方だったら必見も必見。
ページ数も少なめで読みやすい。

同じく、これから何か目標を持っていて、自分にまだ実力がない人は必見でしょうね。

というわけで、本書のタイトルのように、壮大な夢をもつサラリーマンにはぴったり。

  • 重要なポイント「自分の能力+世の中の流れ」

X+Yの法則
 僕がよく言うのは、「X+Y」でものを考えろ、ということ。
 「X」は自分の能力。自分は何ができるのか。
これは自分にしかわからないのだから、自分自身と必死に向き合って必死に探すしかありません。 
 「Y」は世の中の流れ。これまでどんなことがあって、いまどんな状況で、五年後十年後、それがどんな風に変わっていくのか、
これは資料が揃っているのだから、研究することでわかってくるはずです。
 この「X」と「Y」がわかった時、はじめて悩めばいい。
(中略)
 「X」と「Y」もわからずにどんなに悩んだって、それは無駄な努力です。(P.29〜30)

ここは、この本の肝ですね。

成功したいなら、どんな仕事でも当てはまる、基本中の基本。

自分の能力がどうなのかを知り、世の中の流行を知るということ。

それから芸人だったら、どういうネタがウケるのかを考える。

サラリーマンだったら、モノやサービスを売っていくか考える。

本質は一緒ということですねえ。


  • 一発屋とは

成功するのは「X」と「Y」がぶつかった時。「Y」は時代の流れだから、常に動いています。
一発屋は何も考えずに自分のやれることをやり続ける。それが「X」ね。
そうしたら、たまたま「Y」の方から「X」にぶつかってきた。
一発屋はインパクトあるよ。
バッチャーンと出会い頭で起こった衝突事故ですから。
でも、それで終わりです。
「Y」はすぐに動いていってしまうから。
もって二、三年がいいところでしょうね。
売れ続けるには、常に「X」と「Y」がぶつかっていかなければならない。
そのためには、動いていく「Y」に合わせて、「X」を変化させなければいけないんです。(P33)

一発屋と言われる芸人さんの括りでカテゴライズされて、また注目されてます。

彼らは時代に合わせて、自らのネタやキャラクターをぶつけていっているわけじゃないというわけです。

時代がぶつかってくる衝突事故なんだ。という大変解りやすい所。

話は逸れますが、元一発屋芸人でおなじみの、有吉さんの名言を思い出しました。

何をブレイクしてんだって。
見つかっちゃったな……っていう感じが。
ブレイクするっていうのはバカに見つかるってことなんですよ。
ブレイクしないっていうのは目利きの利くちょうどいい加減の人に面白がられている時期なんです。
「アメトーーク」に出ているくらいの時が一番輝いている、ってか優秀なんですよ、芸人さんも。
ただ「アメトーーク」をきっかけに「アメトーーク」に群がる獣たちがいるでしょ。
「アメトーーク」でやってたというそれだけの理由で来る(テレビ業界とかの)人たちがいるでしょ。
見つかっちゃダメなんですよ。
てれびのスキマ より
http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20090306


時代のニーズにあわせて長く人気を保っていくには、「Y」を読める力が必要なのでしょう。

1発目の猿岩石の時は、時代がぶつかってきた衝撃で人気が続いていたが、やはり途切れてしまいました。

2発目は違いました。

見つかってしまう事によって、どこの番組でもあだ名をつけるポジションを求められるようになった有吉さん。

それをそのまま続けていたら、前のブームと同じになってしまうことをわかっていたのでしょうか。

「Y」(時代)が求める能力を変えて行ったのですね。

今、彼が輝くのはロンドンハーツでの芸能人の分析や、IPPONグランプリでの社会風刺などでしょうか。

世の中の変化にあわせて少しずつ自分を変えていくこと。

傍から見れば同じ事をやり続けているように思えるようで、気がつかないぐらいゆっくりと変わっていくということ。

それが売れ続けるには大切なことらしいです。


なかなか深い話ですね。


  • 嫌われ者


9年連続「嫌いな芸人」1位の江頭2:50が遂に没落、島田紳助がトップに
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1639559.html

2日前くらいにはてなブックマークで、この記事を発見しました。

震災の影響で、心の優しいエガちゃん像がバレてしまったという記事なんですが。

それにより、島田紳助さんが1位になってしまうという事も言及されています。

嫌われる所以は、あまり最近テレビ見ていないのでわからないですが。

この記事のコメントを見ていると、「ヘキサゴン」システムへの飽きや、
飲食店経営や「良い人の押し売り」などが悪い点としてあげられてるようです。


自己プロデュースという意味で、若手芸人へ成り上がりの術を教えている本書。


若い頃にそれだけ考えていたのだから、ベテランになっても色々と芸能界で生き残る術を
彼は経験しているはずです。

当然、権力もある。


それがやり過ぎに映って、人には嫌いと思われてしまうのでしょうか。
(多分、本人は何とも思わないと思いますが・・)


後はテレビの情報以外にもインターネットによって、色々と一般視聴者が
情報を得られるようになってきた時代ということも関係あるのかもしれません。

また、逆に紳助さんがターゲットにしている層には、そこまで嫌われてないのでは?

というのも考えられます。


  • 大仏はこの本をどう活かすの?


紳助さんは、一戦で戦っている、まぎれもない天才です。

ただ、天才なんですけど、戦い方が、凡人としての戦い方なのかなと思います。

天才を分析して、自分に落とし込むということ。

ここから学べる事は大きいし、自分のテーマに当てはめられるポイントも多々あります。


人間には1人1人キャラクターがあり、それは誰にも真似できないですね。

島田紳助という生き方も、明石家さんまという生き方もある。

話題になった松本龍氏のようなキャラクター戦略(?)も、政治の舞台では結果を出せるものだったのでしょう。

成功哲学を誰しもが持っている。



というわけで、僕のように無茶な夢を追う人間にとっては、とても参考になります。

自分の能力を知り、時代にぶつけていく。

まずはそれが無いと、始まらないってことですね。

シンプルに見えるんだけど、クソ難しいよね。



そもそも、僕は自分の能力「X」を考えると、歌の練習をとにかくしないといけない。

嫌だなあ。全然うまくならないし。。。

一発でも十分すぎるので、世の中の流れ「Y」がぶち当たってくれないかなあ。



とにかく、誰かに見つけてもらわなきゃいけないと考えています。

今、このブログを読んでいるあなたが、すげえ興味持ってくれないといけない。

今のままじゃ、何にも面白くないよね。

なんだか、果てしなく遠い道のりに思えてきました。。。


気づいてもらえるように、アピールしていこう。

自己プロデュース力 (ヨシモトブックス)

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