夢を諦めるという議論の対象にすらならない男



溝の口の夜。この景色は2回目である。


以前、この景色をもとに記事を書いてから、あっという間に半年経ってた。

USTREAMでの配信はすごい。あと、路上ライブやる人もすごい。
http://d.hatena.ne.jp/yumesalary/20100408/1270735967


人前で歌うという行為がどんなにハードルが高い事か、この半年で学んだ。
誰もいない状態ですら成功しない今の自分で何ができるのか。
あまりにも高い壁にずっと逃げていた。
まあ、ほぼ毎週、カラオケか弾き語りの練習はしてきたけどさ。



初めての一人カラオケから15回

このヒトカラコースという、寂しい練習の成果を形に出したい。
今日はそんな野望を抱え、路上デビューをする予定である、溝の口駅に下見に来たのだった。

時間帯は20時〜21時。まず、どんな場所でどういう人が通るのか。
それをじっと見極める。

20時過ぎはJR武蔵溝の口駅からおりてきた人がたくさん歩いている。
無理無理!こんな人がいっぱい居たら注目されちゃうじゃん!

21時過ぎになるとだいぶ人が減ってきた。うーん、これならひっそりと歌えるかな?


イヤホンから流れるのは、自分が公園で歌っているRADWIMPS「携帯電話」である。

そして自分がここに立ち、ギターを弾きながら歌う事をイメージする。
よし、何だ、何とかなるんじゃないか??

そんな思いにテンションもあがるが、録音した自分が途中でとちる。
だめだ。。。こんな状態では。
失敗した自分を想像して、悲しくなる。

日曜の夜、溝の口を歩くのは若者から老人まで幅広い。
ただ、酔っぱらったB系のお兄ちゃん達などを眺めていると
「うわあ・・絡まれたらどうしよう」
ってなっちゃう自分もいる。


脚がすくむ、ジーパンにコンバースな大仏


だって、次はスーツ着て大仏マスク被って歌うんだぜ!?
怖い。自分のよくわからないチャレンジスピリッツが怖い。


しかし寒いな。一気に夏が終わったな。
そんな雨での寒空の元、はてなブックマークで以前、盛り上がっていた記事を思い出した。

NHKか何かのTV番組で、女子高生が就職活動でイラストレーターになりたいと自分の作品を
提示したのだが、それがあまりにヒドいレベルであったというのが話題になっていた。

それに呼応して「夢をあきらめるには?」というのがテーマで記事があがっていた。


凡人が、夢を諦めず絵や音楽を仕事にする方
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20100919/1284915748

そもそも夢は「諦める」という概念自体が欠如している
http://www.j1nn.com/archives/51731593.html



いやいや、見事な解説。
最初の記事では、もの創りってのは、何だか迷いとか生じているうちじゃ
そもそも無理よ駄目よってことを説いている。
2番目の記事は少し勇気を与えてくれるものだったけど。


それにしても耳が痛い。
だって26歳にもなったサラリーマンがよ!?
この話に見事にはまっちゃう訳ですから。
しかも彼女は18歳で作品を作っているわけで。
僕は、自分の作品なんて一曲もできあがってないのだ。

恥ずかしいったらありゃしない!
俺がNHK出てたらみんな止めてくれるんだろうか。


今作っているのは
「よそいき」「8月32日」「誰かが星になって」

これ、何となくはできてきたけど、やっぱりメロディとか細かい所を作るのがようわからん。
自分の曲を早く人前で歌えるようになりたい。

とりあえず、スモールスタートで良いから、人前で歌ってみよう。
あと、なんでこんな無謀な事やってるのか、整理してみよう。

まずは、誰かに無理だと言われる、やめた方が良いよと言われる、
スタートラインに立てるようになろう。