本能のまま生きるということ

僕は毎週日曜日の夜に、戸越公園でギターの練習をしている。

さっきまで行ってましたよ。

緑のある公園なので、セミがいっぱいいるのだが、
生まれて初めて、羽化する?前のセミを見た。
25年間でセミは昔から見た事あったけど、抜け殻が動いている状態を見るのは初だった。

一生懸命歩いているのだが、どうにも木がある方向に歩いていない。


戸越公園のピンクゾウとセミ(手前)

7年の努力を無駄にするわけにはいかない。

そう思った自分勝手な僕は、自然の摂理とかなんちゃらを無視して、
譜面台に乗っかっている歌詞カードにセミを乗っけた。

するとセミは譜面台の上で羽化を始めようとばかりに上り始めている。

さすがに羽化を朝まで待っている訳にはいかないので、近くの木に移してやった。

よしよし、これで無事に羽ばたけるだろう。

一安心していたら、街灯の灯りにすごい勢いで何度もぶつかっている先輩のセミがいた。

彼らは本能に忠実で、逆らえないのだろう。

これから成長するセミに無事に生きてほしいとエールを送るため、
aikoの「カブトムシ」を歌おうと準備をしていると、どしゃぶりの雨が降ってきた。

しょうがなく、蚊に刺されないように着てた長袖ジャージと、
夏目漱石の1,000円が描かれているおもしろタオルをギターが濡れないように巻いて公園から去った。

セミは地面の中で、何を考えていたのだろうか。
異性にいっぱいモテて、1週間でたくさん子孫を残そう!
そう思ってたのだろうか。

本能のままに子孫を残し、本能のままに光にぶつかって死んでいく。

僕はセミのような長い下積み経験も何にもないのに、歌を歌おうとしている。

歌は、ギターは相変わらずいまいち。
本当に少しずつは、ましになってきてるけど、こんな調子でセミのように7年も地面に潜っているのはつらいなあ。

さっき、「エチカの泉」でやっていた生まれた順番で性格が決まる話はもっともだった。

末っ子長男の僕は、基本的に甘える前提で向上心がない。

だからセミに憧れた。とにかく前しか向いていない彼らに。

そんなとき、「やべっちFC」が始まった。

番組では、TBSのアナウンサーと噂になっている矢部浩之氏こと「やべっち」がそれをネタに笑いを誘っていた。

矢部さんがボケに見せる番組は、「やべっちFC」だけだったのに今は多くの番組でそういう役回り(今回は特需だろうけど)をしているのだろう。*1

彼にとっても変化の時期で、みんながんばっているんだ。

三浦知良選手のJ最年長ゴールの映像をみて、本当に自分のがんばりが足りないと再認識。

こんな無謀なサラリーマンは、お盆も出勤のため、今日はもう寝ます。



今を生きる!

*1:そういえばこの前のめちゃイケでも、すべてを信じるアナウンサーという構図を作り、ボケはしないがその構図に乗っかっているボケを披露していた。面白かったです。