街に溢れかえる「トレンカ」を眺めていると、「TVのお色気番組」を見たときの中2のムズムズ感に襲われる

夏ですね、暑いですね。

夏は女の子が薄着になり、そんなすばらしい姿を街で眺めるのも、また一興。

おっさんみたいな始まりではあるが、僕は今年の夏がやってくるのを少し残念に思っているのだ。

何故かと言うと、タイトルにもあげた「トレンカ」という女の子のファッションがしばらく見れなくなってしまう事を恐れているからである。


見方によっては、野球で履くストッキングにしか見えないとか、言われてもしょうがない。

そんなファッションが街を席巻していた、2009年秋冬〜2010年春。

僕はあの得体の知れないやつに心を奪われてしまっている。

何故なのか。自分なりにわかってきたので、まとめてみたい。


  • トレンカをよくみかけるのは何故?

モデルの◯◯ちゃんが◯◯という雑誌で履いていたのがきっかけで。。。

みたいなブレイクの経緯はきっとあるのだろう。

今回はそんな基本情報は省略だ。知らん。
この興奮が冷めないうちに、先に進もう。


  • 違いを理解してみる

裏まゆさんのブログ
http://uramayu.typepad.jp/blog/2009/10/trenca.html

トレンカとレギンスの違いが図解入りで解説されている。
※勝手に画像を引用させて頂いております。問題ありましたら削除します。

  • タイツ


これがタイツ、もしくはストッキング?と言っても善いかもしれない。
本来の役目は肌を守ることである。

  • レギンス

これは昨今「レギンス」と言われているものです。「スパッツ」と何が違うかというと広義では何も変わりません。
つまり、タイツの足先部分がない形状をしているものです。(中略)
レギンスには足首まで覆う10分丈から膝上の5分丈など、いろいろな長さが存在します。

なるほど。
ちなみに僕は、レギンスにはぜんぜんグッとこない。

  • トレンカ

これが「トレンカ」というやつです!今年から流行っています。
スパッツとの違いは、かかとにひっかけるような仕様になってるところです。
スパッツ、いえ、レギンスよりおしゃれ度が高い今秋注目のアイテムでございますよ。
足首をきれいに見せることができますし、なんだかおしゃれ上級者にみえます。


これがトレンカである。
何だろう、このグッとくる感じは。
何だかムズムズする。

こんな思いを抱いているのは、果たして僕だけなのだろうか??


  • 90年代テレビのエロさは、なんて素晴らしかったのだろう。

話はだいぶ飛ぶ。

小学校高学年から中学生の「性への目覚めの時期」。

男兄弟も居なければ、父親も単身赴任だった僕の周りには「エロ」が全く無かった。

完全なるエロの鎖国状態である。


そんな中、ペリー宜しく現れたのが「TVの深夜番組」であった。




「大仏サン、ニッポンのミッドナイトTV、スゴイエロイヨ!!
アトは、Sundayのスーパージョッキーモ、意外ニチャンスネ!!」


「ニッポンの・・・夜明けだ・・・」

ペリーに教えてもらってから(?)

スーパージョッキーの熱湯コマーシャルの生着替え、

ミニスカポリスのスカートのありえない丈に興奮した小学生時代。

ネプ投げで原田泰三が女のコをぶん投げる姿に興奮して、

「泰三頑張れ!ホリケンのボケ邪魔!」と憤った。

A女E女でフジテレビの社屋の構造をはじめて知った中学生時代。

歯科医の息子のK君が、ギルガメッシュナイトを撮り貯めたビデオを皆で回し貸しした。

あの頃の僕に与えられたエロは、それが全てだった。

エロに興奮していたのと同時に、

「普段ニュースとかクソ真面目にやってるブラウン管が、チラ見せするギリギリのエロさ」

そこに興奮していた。

  • トレンカは何故ムズムズするのか?

僕が今回感じた興奮は「エロ」とはいえないかもしれない。

「ムズムズ」と言った表現が近いかもしれない。



本来のタイツ・ストッキングの役目は肌を守ることである。

先ほど取り上げたレギンスもある程度守っている。

自分の守備範囲(足首とかひざ下)まではしっかりと。


だが、トレンカはどうか?ザルなのだ。

本来タイツのように足全体を隠す目的で作られるはずが、

見えないであろう部分が、うっかり見えてしまっているのではないか?

という錯覚に陥るのだ


トレンカは本来のストッキングとしての役割を逸脱している。


「えっ!?そこ、チラ見せしちゃうの?

見えちゃだめな部分が見えてるよ!

良いの?良いんだ。。。大人って、そういうもんなんだ・・・すげえ。。。」


未知との遭遇、新しい発見。

とってもワクワクした深夜番組を見たあの日と同じ。

そんな「ムズムズ感」に襲われるのである。




スーパージョッキーは今思い返すと、おっさん達が休日の清涼剤として見れるような、
とてもくだらなく素晴らしい構成であった。

生放送だから、ひょっとしたらひょっとするんじゃないかと思わせるあの熱湯コマーシャル。

深夜番組も同じだ。


しかし慣れというのは、怖いものだ。

TVの深夜番組では僕の欲求は満たされなくなった。

そんな時、マッカーサーに僕はお願いをした。




「ギブミー・チョコレート!ギブミー・もっとエロいの!」

「ニッポンジン、カワイソウネ。ヒトソレゾレ好みアルヨ。
ソレヲ「ミンシュシュギ」トヨブノヨ!動画ファイルナビゲーターで、ケンサクシナサイ!」


こうして、マッカーサーのおかげでもっと過激なエロを知ってしまった僕は、深夜番組のエロさを忘れてしまった。


  • 昨今の草食男子って、トレンカでムズムズしないだろうな

話をもっと、飛躍させる。

よく言われる、草食男子の出現。

とっても簡単にまとめると、インターネットで「過激なバーチャルなエロ」が簡単に手に入り、

いろいろと手間がかかる「リアルなエロ」を求めなくなって、草食化しているのだという。

僕はギリギリであるが、TVにエロがまだあった。

もっと若い子達はどうだろう。

TVにはエロは無くなってしまった。

その反面、簡単にもっと先進的なエロさに触れているのだろう。

たぶん、僕が当時見た深夜番組を見ても、物足りないのだと思う。

つまり、トレンカを見ても僕みたいな「ムズムズ感」に悩まされることも無いのだ。


すべて出来上がったものを手に入れるのは、とっても楽だ。

だからAVを見るんじゃない、お前ら!

と若造を怒るつもりはない。だって僕も見てるんだから。

だが、ムズムズした時のあの高鳴り。

それはクリエイティブの序章ではないか

あの高鳴りがないと、すべてに感動できなくなってしまう。


僕は2010年秋からの自分が恐ろしい。

もうトレンカに慣れてしまって、何とも思わないのではないだろうか。

トレンカはそういう作りなんだ。なんてことないや。


そんな、何も感受性がない大人に、僕はなってしまうのだろうか。


まだまだ、色んなものにドキドキする自分でありたいと願う。