上半期一番の感動と笑いを、今週の「あらびき団」からもらってしまった話

日曜日は一般的なサラリーマンの僕にとって休みの日。

こんな日はフジテレビの「ザ・ノンフィクション」でも見て
自分より辛い(社会的には)人たちを見て、
ああ自分はまだマシだな・・・
と思って明日からの仕事へのメンタルを調整する。

今の大不況の時代のTVで、もっとも存在価値がある番組だと僕は思ってます。
非常に暗い始まりですが。

今日はそんなザ・ノンフィクションを見るのも忘れて、
アメトークとあらびき団youtubeで視聴。

すごく良い動画が見れました。

あらびき団 − ピエロのキーちゃん 【 初登場 】
http://www.youtube.com/watch?v=CMKANYpwilA


皆さんはどう思いますか?


10年前、僕が中学生だった頃。
これがテレビで流れて、キーちゃんの娘が同じクラスにいたら・・・
彼女はイジメにあうと思います。

それは世の中がまだ、景気が良い状態で、
多くの人が同じ価値観を共有していた時代と思います。

一般企業に勤めているサラリーマンの家庭、そうでなくても経済レベルは
多くの家庭で横並びだったはず。

まあ僕の地域に格差が無かっただけかも知れませんが。


あらびき団」の出演者・編集方法*1 は初めて見たとき、衝撃的でした。
今回のアプローチは今までとは違って衝撃的でした。

「一生懸命ピエロを演じるキーちゃん」を対象に、笑いを取ってきたあらびき団
その子供たちにアプローチを向けました。

そして衝撃のラストカット
「どこのメーカーのものかわからない、娘のボロボロのスニーカー」

これを見て、ライト東野さん、レフト藤井さんは大笑いしました。
そして泪しました。

確かにyoutubeのコメントにもあるように、極めて悪意的なアプローチであると思います。
こんな馬鹿にした笑いのとり方は可哀相だという感想もうなずけます。


これを見て「笑う」

キーちゃんが50になっても一生懸命、ピエロを演じる姿に
・自分はこうならないように頑張ろう
・まだ自分の暮らしはマシだな
・子供にこんな暮らしさせるなんて可哀相

と、多少馬鹿にして、自分のモチベーションに変えるのもいいでしょう。
人間はそういった部分を皆、持ち合わせていると思います。

ただ、そこまでの感情で終わっていたら、娘さんは相変わらず
イジメられる社会のままです。

これを見て「泣く」

キーちゃんが50になっても一生懸命、ピエロを演じる姿に
・自分のやりたいことをやる姿は素敵だな。
・キーちゃんの仕事を手伝う子供たちの愛のすばらしさ。(おおげさ)

と、前向きな要素をこの動画から読み取って、感動できる人が
たくさんいたら素敵だろうな。そう思いました。


だからパーソナリティーの二人が泪を見せたのは、とても大きかった。

人それぞれの生き方があって、失敗とか成功とか、他人には決められない

そういう価値観は、多くの人が持つべきだと思うのです。

これからの世の中を作る子供たち、凝り固まってしまった大人たちを
今のバラエティー番組*2 は変えられる可能性がある!
と意外にもあらびき団を見て思ったのでした。



*1 演者本人が意図していないところで、カメラワークにより笑いを生み出す編集。
  最近はそこ頼みの演者が圧倒的に多い気がするが。