サラリーマンがカンブリア宮殿を見て、理想の人材について考える

新 13歳のハローワーク新 13歳のハローワーク
(2010/03/25)
村上龍

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カンブリア宮殿、理想の人材スペシャルが面白かった.

そして、25歳の僕が見るには酷であった。
これ辛い人多かっただろうな。


〜簡単な番組の流れ〜

理想の人材とは何なのか。
新卒の就職率が80パーセントを切る不況。
そんな中で、注目の集まっている大学がある。

学生の就職活動で人気の明治製菓
120人の採用枠に、50000人集まる。
その人事担当者でさえ、唸る魅力的な人材を輩出する大学。

秋田にある大学
国際教養大学

全て会話・授業は英語。英語教育
24時間365日オープン
4年間で半数しか卒業できない。
留学生が多い

そういった中で、どんどん磨かれる学生のレベル。
インタビューを受ける学生は皆、生き生きしている。

国際教養大学を卒業して丸紅に勤めている一年目の
仕事ぶりをカメラが写す。

英語はペラペラ。
ほんのわずかな時間でもコミュニケーションスキルの高さも見て取れる。
あんな人材なら、企業は欲しいだろう。

学長の中嶋氏は東京外大で学長を務めた事もあるそうだ。
村上龍氏とのインタビューの中で
バブルの頃に企業は大学の教育を信用していなかった。
学生を大量に採用して、オンザジョブトレーニングで育てていくと。
それでは日本の企業は限界がある。
ただ兵隊として使われるエコノミックアニマルしか育てられないと言う。



つづいては杉並区の名門、和田中学校
人気の授業に「よのなか科」というものがある。
それはどんなモノなのか??

いろいろな職種の方、いわばその道のプロの方が
中学生を前に自分の職業、いわば生き方を説明する授業。

今回は荏原製作所→電通→環境コンサルタントと渡り歩いた人の
授業だった。面白そう。僕が聞きたい。

杉並区の和田中学校の校長のインタビュー。
この方も以前、大学教育に携わっていた。

今の大学生は企業に帰属・従属するために入学、卒業していく。
根本から違う。考え方を変えるには大学からでは遅い。
だから「よのなか科」により中学生の時から働くことに対して
自分なりの考えを持たせたいとの事だ。



感想。

やばいな、自分。
そして今の自分は、先端を行く教育者の言う、
日本を駄目にする教育
をまんべんなく、浴びてきたということだった。
まさに、帰属するために就職したんだ。


企業で働くということはどういうことだろう。
今回のスペシャルを見て、理想の人材とは・・・

高い能力・コミュニケーション力を持って経営を進めていく人材
これからは、考えられる人材が必要だということ。
そのためには学生の頃から、はっきりとした方向性を定め、
早めの舵取りをしろと。(そして村上龍氏の著書を子供に読ませろと


今までの人材とは・・・

今の状況に何も文句を言わず、ただ回ってくる仕事を淡々とこなす部下。
日本はとにかく働けば儲かる時代があったのだろう。
その時は昔の教育でもやっていけたのかもしれない。



確かに、国際強要教養大学の生徒は魅力的だ。
だが日本の企業においては、彼らだけでは成り立たない。
何も考えないで学生生活を送ってきた人材も、世の中を動かすには必要なのだ。

僕はこんな風に考えてしまうんだから、さえないサラリーマンとして日々すごしているのだろうと実感。


だけども、全て否定する気にはならない自分がいた。
だって、働かされてる兵隊も、時にカッコいいんだから。
僕はこの3年間の社会人生活でたくさん学んだんだ。


「夢をかなえるゾウ」のガネーシャが、主人公のさえないサラリーマンに言っていた。

「自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。仕事まちがえたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで」

(『夢をかなえるゾウ』 P213より抜粋)



早めに舵取りをして、やりたい仕事をするこれからの学生たちがいる。

今の時代の大人たちで、仕事を間違えている人はたくさんいる。

じゃあ今から何ができるんでしょうか??

今週のカンブリア宮殿は、多くの人に現実と夢を同時に与えてくれた。

僕は、酷だったけど夢のほうを見ることにしました。

夢をかなえるゾウ夢をかなえるゾウ
(2007/08/11)
水野 敬也

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