かっこ悪いはずの大人が最高にかっこいい、フジテレビ・グッドティーチャー

大好きなフジテレビ日曜14時のザ・ノンフィクションを見て、
その続きで何となく見たフジテレビのお昼の番組。

グッドティーチャー
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/100321goodteacher/

今田耕司さん司会で、お笑い芸人さん達がスタジオに来ている中学生の悩みに答える番組。(以下敬称略)

若手のディレクターが作るお試し枠での番組らしい。

はるな愛、森三中大島、バットボーイズ清人、カンニング竹山、ロザン宇治原 等々
生徒の質問の内容に合わせて、芸人が代わりながら回答していく。

すごく良い番組だった。

以前、アメトークの中学の時イケてない芸人がTV批評家団体(だと思う)の「ギャラクシー賞」を受賞した。
バラエティ番組が受賞するのはきわめて異例らしい。

その選考理由とかちゃんと調べてないけど、僕の認識では
今の中学生に新しいものの見方を与えてくれる作用があったからだと思う。

それは イケてない=悪いこと という概念の否定。
お笑い芸人は基本的にはかっこ悪くて情けない。
彼らの面白さで表現することでの浄化作用が、悩みを抱える子供たちに勇気を与えた。

それをアメトークよりもっとわかりやすく、掘り下げた番組。

スタジオに来た中学生から質問があがる。
親に対する不満、イジメについて、恋の悩み、勉強についての疑問
作りとかカメラワークは「松本人志の〜な話」と同じような構成かな。
中学生の悩みにカメラがズームしていく→トークスタート


特にいじめとか、親がいない事に悩む中学生への芸人さんの回答がすばらしかった。

はるな愛さんは、普通の人が経験しない環境下で、色々なことを耐え抜いてきた。
そんな強さや経験から発せられる生の声は、中学生の表情を変えた。

カンニング竹山さんも、親の離婚の話をしていた。
この人は相方の死を乗り越えてきているから、こういう人生相談系の迫力が違うなと改めて思う。
かっこよかった。

考えてみたら、お笑い芸人がこういった形でアドバイスをするなんて番組は、
僕が中学生の10年前にはあっただろうか。

周りの大人がやんや言うよりも、こんなに良い道徳の時間は無い。
リアルな答えだ。僕も10年前に見たかったなあ。

大人が完璧な生き物で無い事もわかることは大事だ。
芸人はそれを商売にしてるから、飾る必要が無いし、中学生の親に対してもその悪い部分はしっかり否定する。
芸人と中学生は本当に人間として、同じ立場でやりとりする。それが垣間見れてよかった。

今田さんも「世の中に役に立つ番組やってる実感あるわー、深夜でエロい番組やってたの嘘みたいやわ」
みたいな冗談を言っていたが、確かに見ている中学生のなにかを変える可能性がある番組だと感じた。

お笑い芸人の真の強さが子供たちを納得させる、新しい流れがこの番組で具現化されたのかと思う。
こんな番組がレギュラー化されて、中学生を変えるのに期待したい。


さて、こんな僕も曲を作ってみようと
ギターとノートに向かい、わからないながらやっております。
僕が伝えるのはカッコいい曲ではない。作りたくてもできない。

凡人が一生懸命やる。何かを伝える。
そこに人の心をひきつける事はできるだろうか?
何かしら活路を見出したい。